Sunday, June 15, 2008

親子の会話

最初の更新でいきなり写真とは全く関係ないのですが、今日<アメリカ時間>は父の日という事もあり、久しぶりに大阪の両親に電話をした。ま、僕には2人の父がおり、僕にとって二人とも心から尊敬し愛すべき父である。

一人目、電話越しに父が出た。第一声は<どうした?何の用や?>と。。。。いや僕は父の日コールやと伝えると、それはそれは喜び、今日はウチの姉に釣りに連れて行ってもらっただの、誕生日は連絡無くていじけただのを聞き、とにかく喜んでくれてよかった。すると頼んでないのに隣のオカンが電話で、いきなりこう言った。<おい。お前は相変わらずニートか?>と。。。ま、間違いではないので、<めちゃくちゃそう。>と答えた。後は、相変わらずマシンガントークで父よりも10倍は話した。父の日なのに何の日か分からない父の日コールになった。


2人目、アメリカ時間の午前中に電話をかけたのだが、やはり既に日本は夜、電話に出たオトンはいきなり無言。。。多分、電話に出たが其の状態で寝ていたのであろう。。。なので僕は<もしもし!!!>と大声でいった。すると、オトンから出た第一声は<お前誰や?>と。。。。。。我が子に向かって。。。誰やとは。。。。とにかく、僕である事を伝えると、<おう。何の用や?>と。。。父の日コールや。と伝えたらやはり喜び、やれ、子供の時に住んでた熊本に40年以上ぶりに訪ねた事なとをたらたら話してくれた。最後に<ちゃんとアメリカで勉強してるのか?>など、30になった息子に相変わらず言ってくる。ま、親から見れば子供は幾つに成っても子供なんだろう。

アメリカに渡り、自分でも想像した以上に長居してしまい、親孝行らしい親孝行があまり出来ない事をタマに悩んだりもするがこういう電話一つでこれほど喜んでくれるなら、お易い御用である。それに、今日電話越しに気づいたが、昔は幼稚園や学校であった事を一生懸命親に伝えたりした物だが、今は親が自分にあれをした、これをした。と伝えてくれる。いつの間にか聞く側にまわった事を不思議に思う。それに親の声や話し方が僕の祖父や祖母に似て来た。

たまの意味の無い電話も親にとっては親孝行と思ってくれるのかな?と少し思った。